がん放置療法のすすめとは??

がんは毎年しっかり検診を受けて早期発見・早期治療というのがスタンダードの様でしたがが、最近話題になっているのが「がん放置療法のすすめ」という本です。

この本を読み終わって感じたのは、昨年乳がんの全身転移で40代前半で亡くなった友人の事でした。

どうしてこんなに手遅れになるまで病院に行かなかったのか、誰もが首をかしげ、非難されることもありましたが、今はそれも一つの正しい選択だったのだと少し安堵する気持ちです。

がんと分かった時点で、ほとんどの人が抗ガン剤治療を受けます。しかし著者であり、慶応大学病院の麻酔医である近藤誠氏は、「慌てて治療を始めず、しばらく様子をみたほうがいい」と言います。

「がんの多くは転移せず、ごくゆっくり増大するか、いつまでもそのままか、時には消えてなくなるのです。転移するがんは手術や抗がん剤治療をしても治らないばかりか寿命を縮める、ということは医者はみな知っている。」と……。

これに対して、化学療法によってがんが根治している例も多くみられるのに、このような説をうのみにしているのは愚かしい。カルト宗教の教本だ。という批判も多くなされているようです。

がんについては未知の部分がかなりあるので早急に結論は出せませんが、本書の主張は私にとっては大変説得力がありました。

がん=手術・抗ガン剤治療だけではなく、治療をしない選択肢もある、ということが分かっただけでも大きな収穫でした。もちろん何が良いかは一概には言えませんが、ひとつの選択肢として考えたいと思っています。

2014年2月11日

カテゴリー:健康関係